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カサカサ肌で苦しまないための乾燥対策!

肌の表面がカサカサしていて、潤いがない乾燥肌は、多くの女性の悩みのタネ。これからは、特に乾燥が気になる冬がやってきます。そんな季節でも、水分をたっぷり含んだぷるぷる肌をキープできるよう、乾燥肌対策を学びましょう。
 乾燥しやすい体の箇所
イラスト

乾燥肌の原因は油分と水分の減少

乾燥肌とは、皮脂分泌が少なく、角質層の水分量が低下している肌のこと。表面がカサカサしていて、角片がはがれやすい状態です。そのため、肌はざらついてキメが粗くなっています。角質層の水分が少ないので、洗ったあとはつっぱりやすくなります。
皮膚表面の皮脂膜が一定の油分を保っていることが、乾燥を防ぐために大切。この油分が足りなくなると、乾燥肌に。特に関係が深いのが、表皮細胞であるセラミドです。セラミドは、角質に水分を留める保湿剤の役割をしています。セラミドとともに水分を蓄える重要な働きをしているのが、NMF(天然保湿因子)。角質層にある成分です。このNMFとセラミドが減少すると、水分が保てなくなってしまいます。

乾燥肌が起こるメカニズム

正常な肌
セラミドがバリア機能を発揮し、外部刺激から肌を守ってくれています。また、角質層の水分もしっかり保たれ、肌はうるおった状態にあります。
セラミドが不足した肌
セラミドが不足すると、水分を保てず、カサカサした状態に。また、バリア機能が低下し、外部刺激が侵入して、肌トラブルが起きやすくなります。

冬に乾燥肌になりやすいのはどうして?

乾燥肌になりやすい季節、冬。夏は問題ないのに、冬になると肌が乾燥してしまうのはなぜなのでしょう? それには、水分量の低下と、皮膚表面の油分の減少が関係しています。

水分量の低下

角質層の水分は、大気中の湿気、汗および体内から補給します。それらの水分の全体量が、冬は夏の1/10と非常に少ないため、冬は乾燥しやすくなります。
 

皮膚表面の油分の減少

寒い冬は、寒気、冷たい風、冷たい水などにより、皮脂腺、汗腺の働きが悪くなり、皮膚表面の油分が少なくなります。その上、乾燥のために皮膚表面から油分がとりさらわれ、より肌がカサカサに。

保湿・保護が基本 室内環境も気をつけて

乾燥肌になったときは、たっぷり肌に水分を与えた後、美容液、クリームで乾燥から守ることが大切。特に、目のまわりは、一番皮膚が薄くカサつきやすい場所です。意識的に水分をたっぷりと補うようにしましょう。クリームは、角質に水分をとどめる保湿剤(NMFやセラミドなど)が配合されたものがより効果的。肌荒れがひどいときには、ビタミンA、E入りのクリームを使うと、皮膚の表面を滑らかにしてくれます。
乾燥肌を改善するためには、室内環境にも十分注意する必要があります。室内の乾燥は、そのまま肌の乾燥につながります。一定の湿度を保つようにしましょう。また、乾燥により肌が荒れているときは、細菌など様々な物質が入り込みやすくなり、かゆみをひきおこします。室内は常に清潔を保つように意識しましょう。

乾燥肌を早く治すためのホームケア

クリームで保湿を

保湿効果のある成分が入ったクリームで、皮膚の表面に油分を補いましょう。
  イラスト

室内の湿度をキープ

室内の乾燥は要注意。加湿器などで、湿度を保つことを心がけて。

こまめな掃除や換気

乾燥により肌が荒れているときは、かゆみの原因となる細菌などが入りやすくなります。こまめな掃除や換気を心がけて。

洗顔はぬるま湯で

熱いお湯で洗顔すると、皮脂がすっかり奪われ、余計に乾燥してしまいます。ぬるま湯で洗うようにしましょう。
薬剤師のひとことアドバイス

市販の皮膚軟化薬は、主に角質軟化・保湿成分を含んでいますので、肌の状態に合った成分が入ったものを使うとより効果的。
かゆみを伴う場合は、 鎮痒ちんよう 作用のあるジフェンヒドラミンやクロタミトンを配合している市販薬がおすすめ。また、炎症を伴う場合には、抗炎症成分を配合したものや、皮膚の血行をよくするビタミン成分を配合したものを使うと良いでしょう。

こんな使い方はNG!
せっかくの薬も、塗り方が悪いと、効果が少なくなってしまいます。皮膚を順調に回復させるには、余計な刺激を与えないことが大切。こすって塗るのはNGです。塗りすぎず、薄く広げるようにしましょう。また、手のひらに薬を絞り出すと、皮膚のバイ菌がチューブの中に入ってしまいます。薬は手の甲に落とすようにしましょう。

乾燥性皮膚用薬に使用される主な成分
さらに詳しい情報を知りたい人は、お近くの「マツモトキヨシ」まで!
デジマガ

乾燥肌を予防する栄養素や正しいスキンケアなど、さらに詳しい情報を掲載しています。

マツキヨのフリーペーパー「digimaga」11月号に掲載。「digimaga」は毎月1日発刊、マツモトキヨシ全店にて好評無料配布中です!

監修協力/佐藤製薬株式会社 イラスト/かねまつかなこ 写真/平原克彦(スタジオアトム)

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