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胃の役割は大きく分けて3つ。1つ目は、食べ物を消化するための胃酸を分泌すること。2つ目は、胃酸から胃そのものを守るために粘液を分泌すること。そして3つ目は、食べ物を胃酸と混ぜ合わせて腸へ送り込むために運動することです。この3つのバランスが崩れると、胃が不調に陥ります。胃酸の過剰分泌や胃粘膜の炎症が起こると、胃痛、むかつき、胸やけなどの症状が。また、胃の運動量が低下すると、胃もたれ、膨満感などの症状が出るのです。
原因は、暴飲暴食で胃を酷使したり、アルコールや激辛食品、薬などで胃を刺激することなど。過労や睡眠不足、悩み事など、精神的・身体的ストレスが原因のケースもあります。



急性胃炎は、日常的に起こる可能性が高い胃の病気。急性胃炎を繰り返していると、慢性的に炎症を起こす慢性胃炎になるケースも。身近な病気、胃炎について知っておきましょう。
急性胃炎 急性胃炎は、ストレス、薬、お酒などが原因で胃の粘膜が傷つく病気。症状はさまざまで、胸やけ、軽い胃痛から、嘔吐や吐血、激しい痛みまで。強い症状が現れることもありますが、一時的な現象なので、薬を飲めば2〜3日で症状は治まります。 |
慢性胃炎 慢性胃炎は、炎症を繰り返すことで、症状が慢性化した状態。加齢や生活習慣、ピロリ菌などが関係していると考えられています。症状として、胸やけ、痛み、膨満感、食欲不振などがありますが、急性胃炎のような強い症状はありません。対症療法で治療するため、再発しやすい病気です。 |
胃の調子が悪いと感じたときは、胃腸薬を飲み、食生活に気をつけることが大切です。
胃腸薬は、さまざまな症状に広く効果が期待できる総合胃腸薬のほかに、健胃薬、消化薬、制酸剤など、目的に応じたものがあります。胃の消化力を強化する働きがあるもの、過剰な胃酸を中和するものなど、違った効果を発揮します。それぞれどのような効果があるのか把握し、症状にあった胃腸薬を飲むことが大切です。食事は、刺激物を避け、胃にやさしいやわらかいものを摂るように意識しましょう。
2〜3日たっても症状が改善されない場合は、病院で診てもらう必要があります。また、数日で調子が良くなった場合も、まだ胃は完全に回復しているわけではないので、胃をいたわった生活を続けましょう。
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胃腸薬は、種類によって服用のタイミングが異なるので、使い方をしっかり守ることが重要。総合胃腸薬や消化薬、健胃薬は、消化や胃の運動を高める役割があるので、食後に服用します。胃酸の分泌を抑えたり、胃の粘膜を守る制酸薬などは、胃の内容物がなくなる、食後2〜3時間後または食前に服用するのが一般的です。くわしくは、店頭の薬剤師に相談しましょう |
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監修協力/第一三共ヘルスケア株式会社 イラスト/かねまつかなこ 写真/平原克彦(スタジオアトム)







