年齢を重ねるごとに負担が生じてくる関節。 つらい痛みのせいで外出などの楽しみが減ってしまうのはさみしいことです。 生涯を元気に過ごすためにも、関節痛のセルフケアと予防法を学びましょう。
「最近なんだかひざが痛い」など関節に痛みを感じることはありませんか?「私は若いし、まだ大丈夫!」と油断してはいけません。ひざや股関節などが痛む“関節痛”は、誰にでも起こりうる症状です。とくに、O脚やX脚の人、運動不足の人などは要注意。今から関節痛の予防を心がける必要があります。
関節痛になりやすい人の特徴
上記の項目に当てはまる人は要注意。関節に痛みを引き起こす可能性があります。
私たちが普段何気なく曲げ伸ばしをしているひざやひじなどの関節は、骨と骨とが連結する部分に当たります。この関節を滑らかに動かすために重要な役割を果たしているのが、弾力性に富んだ“軟骨”。骨同士が直接こすれ合わないようにクッションとなり、負担を軽くしています。
ところが、加齢による軟骨成分の生成能力の低下や過度の運動、外傷が原因で、軟骨がすり減ってしまう場合があります。すると、軟骨の弾力性が低下。クッション機能を果たせなくなり、骨と骨とが直接ぶつかり合って痛みが生じるのです。これを“変形性の関節症”と言います。とくに体重の負担がかかりやすいひざや股関節で起こりやすく、ひどい場合には歩行が不自由になることも。つらい痛みを避けるためにもケアと予防が大切です。
■ セルフケアポイント1 適正な体重を保ち関節に負担をかけない生活を!
■ セルフケアポイント2 負担の少ない方法で筋力UP!
股関節体操
ひざ体操
■ セルフケアポイント3 薬と食事で軟骨の成分を補い痛みを和らげる
■ 薬を使用する際の注意!
関節をいたわる2つのポイントを押さえ健康で楽しい生活を!
関節痛の予防のポイントは2つ挙げられます。1つ目は、軟骨のすり減りを少なくするために、食事でコンドロイチンを多く含む食材を摂ること。とくに、山いもやオクラ、ふかひれ、かまぼこ、ナマコ、鶏のナンコツは積極的に摂りたい食材です。2つ目は、関節に負担をかけないよう適正な体重を心がけ、筋力を保つこと。これには、日常的に行える運動が最適です。散歩やウォーキング、ジョギングなど、軽い運動を継続していきましょう。これらの予防策は、若年のうちから行うことが大切です。すぐに始めてみましょう。
取材・監修/ゼリア新薬工業株式会社 イラスト/かねまつかなこ