赤ちゃんの肌は柔らかくてみずみずしいイメージがありますが、じつは大人以上に乾燥や炎症が起こりやすいもの。その原因は、次の4つの特徴にあると言われています。(1)皮膚が薄い 赤ちゃんの肌表面の角質層はとても薄く、大人の約1/2程度の厚みしかありません。そのため、ちょっとした刺激でも角質層がはがれてしまい、バリア機能が低下しやすいのです。(2)皮脂が少ない 大人に比べて皮脂量が少ないため、赤ちゃんの肌は乾燥しがちです。生後2ヵ月までは母親から受け継いだホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んですが、生後3ヵ月頃から急激に分泌量が減少。肌がカサつき、刺激に弱い状態になります。 (3)肌の機能が未発達 皮膚のバリア機能には、角質層を構成する角質細胞と、その間を埋めるセラミド(細胞間脂質)が大切。赤ちゃんは大人に比べて、この両方が未発達なので、肌トラブルを起こしやすいと言われています。
(4)汗で汚れやすい 赤ちゃんも大人も汗腺の数は同じですが、赤ちゃんは体が小さく体表面積が狭いため、皮膚の汗腺密度が極めて高くなっています。そのため新陳代謝が激しく汗をよくかくので、つねに汗や皮脂、ほこりなどで、肌が汚れてしまいやすいのです。 このように、赤ちゃんの肌は大人に比べてデリケートなもの。とくに気温が低く乾燥しがちなこの季節は、念入りなケアが必要です。
赤ちゃんのスキンケアも、基本は大人と同様。 清潔・保湿・油分補給の3ステップと、外出時のUVケアが必須です。
汗っかきな赤ちゃんの肌を守るには、毎日の入浴が欠かせません。 コツをつかんで、スムーズにケアしてあげましょう。
取材・監修/ピジョン株式会社 http://pigeon.info/ イラスト/野々木のこ