美をアップデート!知らない私に出会うBeauty navi VOL.23

第23回テーマ
上品な仕上がりに♡
大人可愛いくすみピンクメイク
※本セミナーは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症拡大防止のため、無観客にて実施いたしました。
第23回を迎えた「美をアップデート!知らない私に出会うBeauty navi」。
暖かくなってくると、パステルカラーなどの明るい色を取り入れたくなりますよね!特に今期トレンドの“ピンクメイク”は、ぜひ挑戦したいところ。ですが、「肌色に合わない」「大人には似合わない」などネガティブなイメージを持っている方も多いのでは…?
今回はそんな女性に向けて、チャレンジしやすい「くすみピンク」をキーカラーにした大人可愛いメイクを、Instagramを中心に大活躍のクレイトン 愛さんがご紹介!美容クリエイターならではの驚きテクニックをお見逃しなく♡
- クレイトン 愛
- モデル・美容クリエイター
SNSやInstagramにて"メイク動画"を中心に美容情報を発信。
#あいメイク では、自身のカラーメイク好きを活かし、普段のメイクにマンネリせず、いつものメイクに少しプラスするだけで華やかになるような、心が弾むメイクを提案している。
clayton_ai
Tips1
リップ
メイクを始める際、一番色味を出したいパーツからメイクした方が全体のバランスが取りやすいので、今回は発色の良いティントリップを使う“唇”から行っていきます♪
よりナチュラルに仕上げる為、ベージュ系のリップグロスを最初に塗ってベースを作ります。テクスチャーが硬い口紅などは後から重ねるティントリップとぶつかってしまうので避けてくださいね!
ベースを塗った後は、唇の内側まで念入りにティッシュオフをします。ここで唇の内側に油分が残ってしまうと、時間が経った時に内側の色が早く落ちてしまい、輪郭のラインだけがくっきり残ってしまう原因に。
Point:普段からティッシュオフをしっかり行うと、リップメイク持ちがUPしますよ♡
ベースの上にセザンヌの「カラーティントリップ CT1ピンク系」を下唇中心部分に少し乗せ、上下の唇でくわえるように馴染ませます。色の加減は、ご自分の肌色と照らし合わせて調節してくださいね♡
先ほど馴染ませたティントリップを、指を使ってポンポンと塗り広げます。こうすると唇全体が柔らかい印象になり、よりナチュラルで大人っぽく仕上がります!
Point:リップを唇全体に直接塗ってしまうと、色味がはっきりしすぎてきつい印象になるので注意!失敗した場合は、メイク落としシートでササッと落としてもう一度トライしてください。
Tips2
チーク
ピンクやオレンジなど血色感があるものが主流のチークですが、最近のトレンドは“チークレス”。チークを塗らない方法もありますが、今回は『色味を揃える』テクニックでチークレスを取り入れたいので、ベージュがきれいに発色するヴィセ アヴァンの「パーフェクトフィニッシュ シェード」を使っていきます♡
Point:ベージュ系チークが苦手な方は、ハイライト&シェーディングがセットになっているタイプを選ぶとチャレンジしやすいですよ。
2色を混ぜるようにブラシで取ったら、一度手の甲で余分な粉を払い、それぞれの骨格に合わせてチークを乗せていきます。
面長さん:平行に乗せると横幅が足されて長さをカバー
丸顔さん:頬骨に沿っていれると縦の印象ができて幅をカバー
リップにピンクが入っているので、目の錯覚でベージュチークが温かみを帯びたように見えるのがポイントです♡
Point:顔の横幅を強調させてしまうので、眉毛の外側にはチークを塗らない方がBEST!
Tips3
アイシャドウ
春〜夏は汗の水分や皮脂でメイクが落ちやすくなるので、アイシャドウベースを使うのがオススメ。
キャンメイクの「ラスティングマルチアイベース WP 01」を米粒1つ分取って、それぞれのまぶたに3点置きしてから指の腹で優しく伸ばします。表面に油分があってベースが馴染まない時は、他の指に換えてもう一度伸ばしてあげると、指が余分な油をキャッチして浮きにくくなりますよ♪
上まぶたが終わったら、下まぶたとアイラインを引く目尻にもベースを塗っておいてください。
今回は無色のアイシャドウベースを使用しましたが、お悩みによって色を変えてもOK!コントロールカラー選びの参考にもなりますよ♡
ブルー:トーンアップ、透明感を出してくれる
ピンク:くすみをカバー、血色感を出してくれる
イエロー・オレンジ:シミやクマを自然にカバー(特にオレンジ)
グリーン:ニキビの赤み、花粉による肌の赤み・肌荒れに効果的
パープル:透明感を出す、より女性らしい柔らかい肌に見せる
ベージュ:唇、目周りなどの色むらが出やすい部分を均一にカバー
アイシャドウは、kissの「キス レイヤードアイズ 04Charm Point」をチョイス。肌馴染みのいい右上のベージュをブラシに取り、二重幅→アイホール全体の順番で塗っていきます。ブラシで塗ると、より繊細・洗練された印象を与えられますよ♡
また、アイホールを狭く塗ると目がコンパクトに見えてしまうので、いつもより広めに塗って目元の範囲を広く見せると◎
Point:アイホールに発色の良い色や濃い色を使うとアーティスティックな印象になるので、ナチュラルなニュアンスカラーがおすすめ!
左下のメインカラーは、色をしっかり出したいのでチップを使います。二重幅に収まるくらいの量を、均一に目頭〜目尻まで乗せてください。
目元が離れがちな方は目頭側を濃く、内側に寄っている人は目尻側を濃くすると、それぞれの方向に印象が逃げてくれるので試してみてください♪
Point:ピンク系アイシャドウだと目が腫れぼったくなる方は、ベージュを塗った上にピンクを乗せると肌馴染みがUPし、大人っぽくナチュラルに仕上がりますよ。
左がベージュ+ピンク、右はピンクのみ
下まぶたにも繊細な雰囲気を出したいので、メインカラーのピンクを今度はブラシで取り、目頭〜目尻まで乗せていきます。目頭までピンクを入れると、目の錯覚で目頭部分が白く見えてハイライト効果が生まれます!
その後、下まぶたに縦幅を持たせるようにブラシで下に向かってぼかしてあげると、リップと目の距離が近づいて小顔効果にも♡
Point:チークを血色感カラーにすると、目・頬・口が繋がってしまい顔の印象がボケてしまうので要注意!
右下の締めカラーをチップに取り、上まぶたのまつ毛とまつ毛の間を埋めるように際部分に軽く乗せていきます。塗りすぎはキリッとしてしまうのでNG!
下まぶたは目尻〜黒目にかからない範囲を、まぶたの際に沿って軽く乗せるだけで印象が引き締まります。
最後に左上のグリッターを指で取り、黒目の位置辺りに2〜3回指先を置きます。下を向いた時にキラッとするくらいの量がベストなので、あまり塗り広げすぎないようにしてくださいね。
Point:グリッターを指で塗ると、ラメが肌としっかり密着し輝きがUP!ラメ飛びもなく夕方までキレイな目元をキープできますよ。
Tips4
アイライン
ペンシルライナーは柔らかい印象に。リキッドライナーはキリッとした印象に仕上がります。今回は両方を使って、くすみピンクメイクに合うアイラインを作っていきます♪
アイシャドウが柔らかい印象なので、目頭〜目尻まではK-パレットの「リアルラスティングアイペンシル24hWP BB ブラウンブラック」で描いていきます。コツは、まつ毛とまつ毛の間にスタンプを押すよう、チョンチョンと描いていくこと!1つずつの点が最終的に1本の線になるイメージで行ってください。
Point:目の周りは皮膚が薄いので、柔らかい芯の高発色タイプを選んで刺激を抑えてあげるといいですよ♪
目尻部分はバーガンディ系のK-パレット「1DAY TATTOO プロキャスト ザ・アイライナー 04(アズキ)」を使い、細めのラインをまつ毛1本程の長さで描きます。
カラーライナーを目尻に足してあげることで横顔が華やかになり、横からの見た時の印象をもっと可愛くするのにオススメ♡
Point:アイラインも顔の形に合わせて、面長さんは平行に描いて横幅をプラス。丸顔さんは跳ね上げるように描いて縦幅をプラスすると◎
Tips5
マスカラ
スキンケアなどがついてまつ毛が束になっていることもあるので、コームやブラシでまつ毛をほぐします。こうするとマスカラ液がまつ毛1本1本にきれいに付き、ダマになるのを防いでくれます。
まつ毛の根元が下がっていると目に光が入りにくくなるので、根元をぐっと上げてより多くの光を目に入れてキラキラした印象を作るのがポイント!
クレイトンさん流はホットビューラーを使用し、根元だけをグッと持ち上げて毛先は触りません。最近は上げすぎない平行まつ毛が流行っているので、毛先までビューラーをしなくても旬な目元になり、時短にも♡
エテュセの「ラッシュバージョンアップ」でベースを塗っていきます。
乾いたところで、メイベリンの「スナップスカラ02 ブラウン」を使用し、ビューラーで立ち上げた根本にブラシをグッと入れます。2・3回スライドして根元にしっかりとマスカラが付いたら、そのままスッと毛先に向かってブラシを動かします。
Point:まつ毛はアイペンシルと同系色を選び、統一感を出してあげることが大切!
下まつ毛を塗る時はマスカラを縦に持ち、1本1本なぞるように丁寧に塗ってあげると◯
更に極細タイプのマスカラに持ち替えて、細かい毛をコントロールしていきます。目頭側のまつ毛は鼻の方に、目尻側のまつ毛は耳に向かって扇型になるように広げてあげると、立体感が増し目元の印象が大幅UP♪
これで、「大人可愛いくすみピンクメイク」の完成です!
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メイクの疑問にクレイトン 愛さんが答えます!
ベージュチークを買っても使い回しができなそう・・・
新しいチークを買うのも素敵ですが、お家にある肌に合わないコンシーラーを使うのもおすすめ!肌よりワントーン暗いものなら自然な肌色に見せてくれるので、ベージュチークの代わりに頬に塗ってみてください。何も塗らない状態よりも頬に存在感が出て、カラーメイクのバランスが取りやすくなりますよ♡
チークやハイライトが思ったところに塗れません。
使っているブラシの形が合っていないのかも。私は毛が丸いタイプのブラシを使い、乗せたい部分の上でブラシを転がすように塗っています!そうすると粉がサイドに飛び散ることがなく、ピタッと密着するのでオススメです。
カラーマスカラだと目元の印象が弱くなってしまいます。
トレンドのオレンジやライトブラウンなどカラーマスカラは可愛いのですが、抜け感が出過ぎてしまいますよね。そんな時はカラーマスカラを直塗りするのではなく、マスカラ下地でベースを作り、自まつ毛の印象を強めてから塗ってあげると程よい抜け感になりますよ♪
「上品な仕上がりに♡大人可愛いくすみピンクメイク」はいかがでしたか?
クレイトンさん自身も大好きなカラーメイクは難しく見られがちですが、ポイントさえ抑えれば怖いものなし!自分の肌色やトーンに合うカラーを見つけて、新たなメイクに挑戦してみてくださいね♡